「鞍掛古城」へのウォーキング―空気がうまい!
第2回「はるの山城ウォーキングツアー」は、前回と同じように瑞雲坂の登りからスタートしました。秋晴れの好天に恵まれましたが、それでも急傾斜で細く長く続く山道。30名近い参加者たちは、私たちが作っておいた竹製の杖を手に、1列になって坂を登りました。
鞍掛古城 鞍掛山にあり、是も亦天野氏の城なり、山の頂上平なる事、南北五十歩餘東四十歩(「掛川志稿」より)
「掛川志稿」とは、文化年間(1804~1817)、掛川藩主・太田資順の命によって、藩士(学者)斉田茂先と山本忠英が調査・編集した地誌です。
「掛川志稿」に「鞍掛古城」と紹介されている城跡は、現在では通称「堀之内城山城跡」と呼ばれています。「志稿」では「是も亦天野氏の城なり」とされていますが、浜松市文化財課としては、徳川家康が犬居城と対峙するために築城した山城であるとする見解。今回の木下恒雄講師は、「鞍掛古城=天野方支城説」。
真相は時代の彼方ですが、参加者たちは抜けるような青空の向うに、何を見たのでしょうか?
歩き慣れている人も、苦手な人も、若い人も、高齢の人も、しっかりした足取りでウォーキング。笑顔で「本曲輪」跡に立ち、あまりの暖かさに思わず上着を脱いで手に取りました。
「初めて山城跡に登りました」「ロマンがあっていいよね」「健康的だし…」「空気がうまい!」「気分がいい!」。
さあ、深呼吸をして、「下り坂はあわてて足を滑らせないように気をつけてください!」。
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