龍山森林組合で「ペレット生産工場」見学会
浜松市は、間伐材を使ったバイオマス(生物資源)燃料「木質ペレット」の製造拠点を龍山森林組合(天竜区)の木材加工場に整備し、4月から静岡県内で初めて稼働させる。操業に合わせて需要拡大を図るため、ボイラーなどの設備更新に独自の助成を始める。
「中日新聞」に、この記事が掲載されたのは、今年の2月。予定からは遅れていましたが、来月(11月)中旬には本格的に稼動し、生産、供給が行われるという、龍山森林組合内の「ペレット生産工場」を見学させていただきました。
原材料は、浜松市の山から伐り出された杉やヒノキの間伐材。製造工程は、一次破砕→粉砕乾燥→ペレット造粒。現在は産業用として直径約8ミリのペレットを製造していますが、今後は一般家庭用として直径6ミリのものも造り、ペレットストーブの普及を目指すため、1台につき5万円の助成金が交付されるとのこと。
木材は成長段階で二酸化炭素(CO2)排出量を吸収固定することから、燃焼時に二酸化炭素排出をしないとみなされる温室効果ガスのカーボンオフセットになります。また、現在の円高から円安になった場合など、原油価格の値上がりリスクのある石油や灯油と比較して、安定した供給可能なことも特徴。
間伐を促し森林保全にもつながる試みですが、製造、流通などのコスト高のデメリットが気になります。
普及していくためには、まだまだ課題も多く残っているようですが、先ずは啓発、普及の段階。当面の生産は年間800トン。需要が増えて来れば、民間参入などにより、供給量も安定して来るはず。家庭用燃料として、コスト面の問題も解消されることに期待しましょう。
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| ●一次破砕機 | ●粉砕乾燥装置 |
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| ●ペレタイザによるペレット造粒 | ●流れ落ちるペレット |
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