2011年5月22日、満開を迎えた「浦川のホソバシャクナゲ群落」
静岡県指定天然記念物「浦川のホソバシャクナゲ群落」、2011年の開花状況を確認するため、5月22日(日)佐久間町吉沢の指定地を訪ねました。
前回訪ねたのは5月8日。あれから2週間経過し、群落のホソバシャクナゲはほぼ満開を迎えていました。
別名「エンシュウシャクナゲ」の名で昔から親しまれ、天竜川以西から愛知東部の標高400~800mほどの山地で、岩山のけわしい尾根づたいの北あるいは西面に多く群生します。
もともと分布地が限られており、また山林開発等も進み自生地は減ってきています。
5月初旬ごろ濃い桃色の花を咲かせますが、自然の中で咲くこの花を守るのは美しいあなたの心です。
平成3年12月1日に、静岡県教育委員会と佐久間町教育委員会の連名で建てられた看板です。
尾根道伝いに数百メートル歩いてみましたが、尾根のほぼ北面だけにエンシュウシャクナゲが枝を伸ばし、龍山と比べると、決して「濃い桃色」ではありませんでした。8日の訪問の時には蕾が少ないと感じたのですが、いざ開花した様子を見ると花付きは十分です。
あとは、この希少な植物を守るために必要なのは「美しい心」で見守ること。いや、保護や保全のためには、積極的に関わっていく必要があるのかも知れません。
私たちが手軽に見ることができる県道9号沿いのホソバシャクナゲは、すでに時季を過ぎました。遅れ遅れの季節ですが、ようやく夏に向けて進み始めているようです。
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