遠州七不思議「池の平」―幻の池“こぼればなし”
「幻の池・12年ぶりに出現」―地元・水窪の町は“からっぽ”かと思っていましたが、意外なほど平静。最大の原因は、「池の平」に登る林道が、国道152号から別れて少し奥に入った箇所での崩落のため、通行止めになっているからと思われます。
そこで、「幻の池」にまつわる幾つかの“こぼればなし”を拾ってみました。
①池には「ヘソ」があるという噂。池の端近くのどこかに湧水が噴き出す口があり、一気に池になっていくのだそうです。この噂を、池を知る多くの人が知っていることにもビックリ!
②水窪川を挟んで「池の平」の対岸にある上村地区の古老から聞いた話。上村に住んでいた「重さ」は「池の平」をよく知る人で、「幻の池」が出現する時には「この上村まで、ドーンドーンという音が聴こえて来る」と会う人ごとに話をされたそうです。身振り手振りで、面白おかしく話をする人で、地元では有名な人だったそうです。
でも、「重さ」以外には、その音を聴いた人はおりません。
③青崩峠を越えた南信州にも「幻の池」があるそうで、「池の平」と時を同じくして満水になると伝えられているそうです。
ご存知の通り「池の平」は中央構造線上にあり、構造線は諏訪湖で糸魚川静岡構造線とぶつかり合い、1本となって糸魚川に出ます。
この巨大断層がぶつかり合った所に諏訪湖がありますが、この湖には底がないと言われています。もし底がなければ、竜神が地底の道を通って行き来できるはず。
桜ヶ池や「池の平」、春野町の「新宮池」、南信州の「幻の池」など、近在に伝えられる竜神や大蛇の伝説は、諏訪湖につながる話がほとんどです。もしかしたら、この「池の平」の地下にも、私たちの知らない水の道(深い大断層)があるのかも知れません。(by 久保田)
*写真は、2010年7月21日に加藤氏が撮影した「池の平」です。
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