「半場(はんば)」の地名は橋場の意味
昭和8年の三信鉄道の折に発掘された「半場(はんば)遺跡」からは、縄文時代のものと推定される住居跡のほか、約400点にのぼる石斧や60点に近い石棒・石剣類が見つかっています。「さくま郷土遺産保存館」の2階には、これらの発掘品が多数展示されています。 ところで、「半場=はんば」とは、不思議な地名だと思いませんか?「角川日本地名大辞典22静岡県」によれば…
橋羽ともいう(風土記伝)。地名の由来は、天竜川対岸中部(なかべ)村との橋場だったことによる。
…となっています。そうか、「半場」は「橋場」だったんですね。架橋がまだ珍しかった時代には、「橋」は大きな目印。そのため、全国には「橋」の付く地名がたくさん残っています。
そうだ!東区天龍川町にも「橋羽(はしば)」があったっけ。「橋羽郵便局」やバス停にその名が残っていますが、気になりましたので東区役所に聞いてみたところ、「町名」ではなく「字名」との返事。木橋か舟橋かは分かりませんが、橋が架けられていたことは確かでしょう。
「半場」は「橋場」の意味でした。決して「飯場」の意味ではありませんし、「ハンバーグ」や「ハンバーガー」とも関係はありません。

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